教員・研究室

向井 利春

専門分野

センサ情報処理
ロボット
介護・福祉機器への応用

担当科目(学部)

電磁気学1、 2
システム制御2
センサ工学

担当科目(大学院)

知的信号処理特論

最終学歴

東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了

主な研究業績

スペクトルの特徴マップを用いた上下方向音源定位学習システム, 電子情報通信学会論文誌D-II, Vol.J87-D-II, No.11
A Real-Time Intelligent Gas Sensor System Using a Nonlinear Dynamic Response, Sensors and Actuators B, Vol.120, No.2
Development of the Tactile Sensor System of a Human-Interactive Robot `RI-MAN', IEEE Transactions on Robotics, Vol.24, No.2
対象と全身接触を行う介護支援ロボットのための触覚情報を用いた操り動作,日本機械学会論文集(C編), Vol. 77, No. 782
ベッド上の触覚センサによる姿勢・呼吸・心拍の無拘束測定,日本機械学会論文集,Vol. 80,No. 815

主な社会・学会活動

2010年1月 計測自動制御学会中部支部顧問 (2013年12月まで)
2010年4月 日本ロボット学会会誌編集委員(2012年3月まで), 規定改善小委員会委員長(2011年4月から2012年3月まで)
2005年4月 計測自動制御学会ソフトマテリアル応用部会副主査 (2007年3月まで)
2005年4月 日本ロボット学会第19回論文賞選考委員会委員 (2005年7月まで)
2004年7月 科学技術振興機構研究開発戦略センター統合センシング技術G-TeCメンバー (2005年3月まで)

教育・研究に対する取り組み・抱負

研究は社会的行為であり、研究を通して社会に繋がって貢献するべきであり、また、自身の頑張り次第で社会に影響を与えられる。授業では専門の知識と技術を伝えるのはもちろんであるが、それに加えて社会と関わって社会に必要とされる新しい研究を進めていく視野と経験も是非持ってもらえるようにしたいと考えている。具体的な研究テーマとしては、センサ情報処理を高度化することで人工物に新たな認識能力を与え、最終的に介護ロボットや健康・福祉機器の能力の向上に貢献することを考えている。