2024年7月5日に各大学を会場としてオンラインで 実施された国際大学対抗プログラミングコンテスト( International Collegiate Programming Contest。以下ICPCという)の国内予選に、本学情報工学部から1年生3名(立澤 怜大さん、土居 巧惺さん、豊永 候士朗さん)のチームと、2年生3名(新井 貴皓さん、大場 樹さん、若杉 颯斗さん) のチームの計2チームが参加しました。ICPCでは出題された複数の課題に対して早く正確にプログラミングを行う能力を競います。国内予選、各国の地区大会を勝ち抜いた各大学の代表チームが、世界大会に出場します。
今回の国内予選には全363チームが参加し、本学部のチームは154位および224位と惜しくも予選通過の50チームには入りませんでしたが、日本全国の並み居る大学生チームの中では非常に健闘しました。特に2年生のチームは、あと1問正答できれば順位が大きく向上し、予選通過に手が届くような状況となっていました。このため、今後の活躍が期待できます。
今回参加した1年生のコメントとして「チームでのプログラミングは非常に楽しかったです。また是非参加したいです。」と、チームで課題を乗り越える楽しさを経験すると同時に、プログラミング未経験で入学してからわずか半年間の演習授業を経て、果敢にコンテストへ挑戦する姿勢は称賛に値します。また、2年生のコメントとして「あと少しでもう1問解けるところまで出来ていて非常に悔しいです。来年も出場したいです。」と、これまでのプログラミング経験をより深める前向きな挑戦を続けていく姿勢は非常に印象的でした。
国内予選は各大学の教室からインターネット経由で参加しますが、写真のソファー席は情報工学部専用施設である「innovation hub」の一部です。「innovation hub」は、学生が学内外の人たちとディスカッションしながらアイデアを創出し、ICTの力を駆使して新しいモノやコトを生み出すための多目的創造空間となっています。
名城大学情報工学部では、1年生からプログラミング教育を行っており、2年生以降での専門科目の学び方のコースとして、課題解決を通して学びを実践する「先進プロジェクトコース」と、従来からの大学での学びを実践する「総合コース」を用意しています。また、入試制度として、高校までのプログラミング実績を評価する「プログラミング実績評価入試」も実施しています。
1年生のチーム ( NenechiBros ) の皆さん
2年生のチーム ( plymouth_rock ) の皆さん