教員・研究室

小中 英嗣

専門分野

システム工学
制御工学

担当科目(学部)

応用解析
システム制御1
ロボットシステム

担当科目(大学院)

知的制御システム特論
科学技術英語

最終学歴

名古屋大学大学院工学研究科電子情報学専攻博士課程後期課程修了

主な研究業績

科学で迫る勝敗の法則――スポーツデータ分析の最前線.技術評論社,2024
Scoring probability model based on service landing location and ranking points in men’s professional tennis matches. International Journal of Sports Science & Coaching, Volume 19, Issue 6. 2024
バスケットボールの個人攻守貢献度の開発,電気学会論文誌C,143巻12号,2023
現象を解き明かす微分方程式の定式化と解法.森北出版株式会社, 2016.
Javaで学ぶオブジェクト指向プログラミング入門,サイエンス社,2008

主な社会・学会活動

2022年8月 回路とシステムワークショップ(電子情報通信学会) 実行委員長
2005年4月 IEEE会員(現在に至る)
2005年4月 電子情報通信学会会員(現在に至る)
2005年4月 計測自動制御学会会員(現在に至る)
2005年4月 電気学会会員(現在に至る)

教育・研究に対する取り組み・抱負

【教育に対する取り組み・抱負】
主に数学系の講義を担当している。数学そのものについては、公式、定理や計算手法の背景にはきちんとした基礎的な考えがあることを、数学の応用については物理や情報系の学問での応用例を示すことを重視したい。内容をしっかりと理解したり、計算の技術を身につけるのには時間がかかるものなので、粘り強く学生と接していきたい。また、大学での学びを意義あるものとするため、過去(高校までや大学1、2年)の知識との関連付けを意識させ、課題や評価は学生がすぐに達成できるレベルよりも少し高めとすることとしたい。

【研究に対する取り組み・抱負】
システム工学・制御工学の理論的側面とその応用を専門としている。この分野の先端理論は適用事例が少ないため、ともすると「制御理論は使えない」との印象をもたれることもあるが、そのギャップを埋めるため、先端理論のうち実際の制御系に適用可能な手法を研究している。また、システム制御の分野は横断的な色彩が強く、他分野の知識が大いに活用できる分野である。情報工学科という利点を活かし、先端の情報処理技術のシステム制御への応用にも積極的に関わりたい。