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「Raspberry PiとNode-REDで始めるIoTシステム開発入門」講座を開催

「Raspberry PiとNode-REDで始めるIoTシステム開発入門」講座を開催

情報工学部主催の名城大学公開講座2023「Raspberry PiとNode-REDで始めるIoTシステム開発入門」を開催しました

情報工学部は12月9日、研究実験棟Ⅲのイノベーションハブで情報工学部の鈴木秀和 准教授、Node-RED User Group(日立製作所)の横井一仁 氏、中京テレビ放送株式会社の上田茂雄 氏が講師となり、IoTシステム開発に関する公開講座を開催しました。本講座には、約40名の一般市民、大学生が聴講者として参加しました。

経済発展と社会的課題の解決の両立を目指すSociety 5.0では、IoT(Internet of Things; モノのインターネット)を中心とした技術がさらに重要になります。そこでまず、鈴木准教授からIoTの概要について紹介および本講座で使用するRaspberry Piとセンサなどの説明が行われました。引き続き、横井氏からNode-REDに関する紹介とハンズオンを伴う説明が行われました。また、上田氏からはクラウドベースのNode-REDシステムとNoSQLデータベースの紹介および連携方法についてハンズオンを伴う説明が行われました。参加者はRaspberry Piとセンサといったハードウェアとローコードでソフトウェア開発ができるNode-REDを利用して基礎的なIoTシステムの開発を体験しました。

終了後に参加者からは、IoTという言葉をよく聞いていたけど今回の講座で体験を通して理解が深まった、学生時代には全く学べなかった新しい知識が得られる良い学び直しの機会だったなどの感想がありました。

情報工学部では、社会的課題の解決に向けたIoTに関連する教育や研究も実験・演習を交えて行っています。本講座は、その一部を市民向けにアレンジして開講されました。

センサーなどを接続したRaspberry Pi

Node-REDの動作画面の一部


鈴木准教授の講義を聴講する参加者


説明する横井氏


説明する上田氏