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新入生の出会いの場、スタートアップ講座

新入生の出会いの場、スタートアップ講座

2023年4月、情報工学部に188名の1年生(第2期生)が入学しました。本学の多くの学部で、入学オリエンテーションとは別に4月にフレッシュマンセミナーを独自に企画し、同じ学部(学科)で気楽に質問し合える友だちを作るきっかけとなっています。情報工学部でも毎年4月に「スタートアップ講座」を開催し、学生生活を支えるパーソナルネットワークを形成する機会を提供しています。かつては1泊2日で実施していましたが、コロナ禍で中止していた時期を経て、宿泊しない形式で再開されています。今年も、共通の課題にグループで取り組み、2週間後にスライドを用いて結果をプレゼンし合いました。その準備プロセスの中で、連絡先を交換し、互いの出身や趣味などに触れ、気の合う友だちを見つけることが最大の目的です。

まずDAY-1(キックオフイベント)として、4月8日(土)午後、共通講義棟東E-404にて対面で集まりました。佐川雄二学部長の挨拶のあと、2週間に渡って取り組む課題のルールと手順が説明されました。グループ分けがオープンになり、自己紹介しあってから最初のディスカッションを始めました。今年は1グループ7~8名、AクラスとBクラス合わせて全部で26グループでした。会場では、先輩学生(2~4年生)12名がサポーターとして入って活動を支援しました。イベントの様子は、学部オフィシャルのSNS(InstagramとTwitter)を使って学生グループの手により配信されました。

4月22日(土)DAY-2(オンライン発表会)までの2週間、授業の合間にグループ毎に集まってディスカッションを続け、発表スライドの準備を進めました。昨年までとは異なり、対面での自由な対話が戻ってきた印象です。学部施設である多目的創造空間innovation hubが準備で賑わう場面も見られました。

 

 

オンライン発表会は、ミーティングツールZoomを使ってAクラスは午前、Bクラスは午後に開催しました。特に情報工学部では、学生生活の中でZoomを使用することも多いので、参加や発話のしかたに慣れる意味もありました。また、運営の拠点をinnovation hubに設けましたが、1年生はほぼ全員が自宅からの参加でした。先輩学生4名の司会・進行のもとで全グループが無事に発表し、特徴あるプレゼンに耳を傾けました。最後はグループ別に決めポーズで記念撮影しました。

 

 

そして7月3日(月)午後、「情報工学の世界」の授業内で、結果発表と表彰を行いました。個人の部は11名、グループの部は10グループを表彰し、賞品(モバイルバッテリやUSBメモリ)をプレゼントしました。

引き続き学生同士で切磋琢磨しながら学生時代を過ごしていただくとともに、この機会が「生涯の友」との出会いのきっかけになればと教職員一同、心より願っています。(学生委員長 川澄未来子)