専門分野
バーチャルリアリティ
五感インタフェース
担当科目(学部)
情報工学の世界
ディジタル信号処理I
電気電子回路II
情報工学実験III
バーチャルリアリティ
担当科目(大学院)
バーチャルリアリティ特論
最終学歴
東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了
主な研究業績
局所的香り提示のためのクラスタ型デジタル空気砲の提案,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,27(1), 120-129, 2022.
実時間会話を目指した発話時間長の伸長を抑制する話速変換手法の検討,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,26(1), 32-41, 2021.
餅つき体験システム-物性を利用した力触覚インタフェース-,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,24(3), 253-262, 2019.
頭部全周囲における詳細な風向知覚特性の測定と評価, 日本バーチャルリアリティ学会論文誌,24(1), 53-59, 2019.
Projection-Based Olfactory Display with Nose Tracking, Proc. IEEE Virtual Reality 2004, 43-50, 2004.
主な社会・学会活動
2018年4月 日本バーチャルリアリティ学会理事(論文誌担当)
2014年1月 日本バーチャルリアリティ学会第19回大会 プログラム委員長(2014年12月まで)
2012年5月 電子情報通信学会 マルチメディア・仮想環境基礎(MVE)研究会 委員長(2014年5月まで)
2010年6月 International Sympsium on Virtual Reality Innovation 2011 General Co-chair(2011年3月まで)
2008年3月 ICAT 2008 Program Chair(2008年12月まで)
教育・研究に対する取り組み・抱負
研究においては、できるだけ未開の領域を開拓するべく、現在の問題のみならず、将来をにらんだ研究テーマを探求するよう心がけている。大学において、教育と研究は相反するものではなく、表裏一体である。つまり、研究活動は教員が学生と無関係に行うのではなく、学生とのディスカッションを行い、教育を通して研究を推進することが重要である。
学生の自主性を最大限尊重し、決まった答えが見つかっていない問題に取り組むことにより、受け身の勉強から自発的な課題発見・解決を行う姿勢への転換を促し、社会へ送り出したいと願っている。そのためには、研究を実施できる基礎力の育成も重要であり、表面的な学習ではなく内容の深い理解の重要性を常にメッセージとして伝えるよう心がけている。