教員・研究室

山本 修身

専門分野

計算幾何学
アルゴリズム論

担当科目(学部)

アルゴリズム・データ構造1
プログラミング言語論

担当科目(大学院)

アルゴリズム特論

最終学歴

東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了

主な研究業績

グラフィックスハードウェアを用いたDelaunay三角形分割の高速経線,日本応用数理学会論文誌,vol. 14, No. 4
Fast computation of threedimensional convex hull using graphics hardware,Japan Journal of Industrial and Applied Mathematics, vol. 22, No.2
画像処理によるドライバの運転状態の監視 ?個人差を配慮したドライバの意識状態の検知?,電気学会論文誌E,vol.126, No. 2
動画像処理によるテニス選手の運動解析,電気学会論文誌C, Vol.127, No. 12
ギャップ集合を用いた15パズルの最適解探索の高速化,人工知能学会論文誌 Vol.26, No. 2

主な社会・学会活動

2011年4月 平成23年電気学会東海支部特集号 編修委員(現在に至る)

教育・研究に対する取り組み・抱負

教育については、基本的な事項に重点を置いて行っている。応用的な内容も重要ではあるが、基本の出来ていない状況で応用的な内容を解こうとしても、それぞれの個別のケースの暗記に終始することになってしまう。また、各教科の扱っている分野の面白さ(興味深さ)を伝えようと心がけているが、これについては困難さも感じており、今後さらに努力していくことが必要であると思う。

また、卒業研究などでは、学生それぞれのオリジナリティを大切にしたいと思っている。人に指示されて何かを行うのではなく、自ら考え、その意味を把握した上で何かを作り上げていかなければ、結局、作業をやっただけになってしまう。工学においては、それが些細なことであっても何かを自ら工夫したり考えたりすることが重要ではないかと思う。

また、研究については、なかなか思うように時間のとれない状況が続いているが、自分の出来る範囲でいくつかのテーマについて探求している。それでも、ここ1年ほどは比較的時間がとれるようになってきており、少しでも高いレベルに持って行くよう日々取り組んでいる。