教育活動
教育研究に対する取り組み・抱負
情報処理あるいはITという言葉が一般化し,高速ネットワーク網,あるいは操作性に優れた情報機器が普及する中で,現在ではコンピュータはあって当たり前の存在になりつつあります.しかし,ユーザとしてコンピュータを扱うことと専門技術者としてコンピュータを扱うことは依然大きな隔たりがあり,信頼のおける情報システムを作り上げるには,情報工学の基礎に対する理解が不可欠です.講義・実験を通じて情報工学の基礎をしっかり学んでもらえるよう努力していきたいと思います.また,細部まで考えられた卒業研究を行うには個人のモチベーションが大きな要素を占めると感じます.(容易でないことは承知しておりますが)学生の興味の持てるような研究テーマを設定し,適切なタイミングで助言を行い,充実した卒業研究となるように努めたいと考えています.更に,プログラミング力は情報工学における「実現力」の一つではないかと考えています.私自身幾つかのプログラムはオープンソフトウェアとして公開しておりますが,その経験やプログラミングの重要性を伝えていけたらと思います.
担当科目(学部)
オペレーティングシステム
データベース
情報工学実験2
アルゴリズム・データ構造2
担当科目(大学院)
知的データ分析特論